4.性器ヘルペス感染症

病原体:単純ヘルペスウイルス(1型と2型)
潜伏期:2~10日
症状:

    • ウイルスが侵入した部位(ペニスや膣)に初めは小さな水泡ができ、やがて糜爛する。男性は軽い痛みのみだが、女性は激しい痛みと高熱を起こす場合が多い。
    • 治療により皮膚症状はなくなるが、免疫能が低下すると再発する。再発のときは軽く、うっかり性行為をしてしまうと相手に感染させてしまうので注意を要する。

検査:血液検査で抗体の検出
感染経路:性器、口、肛門など
治療:

    • 抗ウイルス薬の内服や外用を行うが、完治は現在のところ不可能である。
    • 再発に注意を払う必要がある。